有吉 志満

早稲田大学

参加した感想

私たちの代は初めてオンラインでプログラムが開催されました。
参加費用も高く、留学は実地のほうがよいなと迷われている方が多数と思います。私もそうでした。
ですが参加してみて、このヴァーチャルプログラムは「留学」というより「サイエンススクール」の色が強いと感じました。
ですので宇宙開発に関する知識を深めたい、英語力を落としたくない、積極性を身に着けたい…という志をもった学生が参加すると非常に良いと思います。

 

ヴァーチャルはよかったか?

本ヴァーチャルプログラムに限らず、オンラインのスクールでは
NASAの施設等を見学することができない、TAさんに対面で会えないなども弊害もあります。
その一方でチームのリサーチや成果発表に多くの時間を割くことができ、
また世界各国の講師の方からお話を聞くことができる等、
オンラインならではのメリットも多く、結果的には参加してよかったと感じています。

参加する上で心掛けてほしいこと

また大学の課題を一夜漬けで提出しても意味が無いように、このプログラムに中途半端に時間をかけるのは身にならないと思います。
参加者の声には「このプログラムは大変だった!忙しかった!」というコメントが多い(はず)ですが
それは彼らがチームや個人として新しいことに挑戦して、課題に妥協せず向き合ったが故です。

私たちの代にはいませんでしたが、極端な話をいうと
大した打ち合わせもせずに、それっぽい作品を土壇場で作り上げても、
このプログラムはこなせてしまいます。(ただし、時間をかけずに作ったワークは素人目にも明らかですが)
ですが真剣にいいものを作りたいのであれば、
忙しすぎない日程を組むことが重要です。
そうすれば、プログラムの6週間が大変有意義にすごせます…笑

最後に

一緒にプログラムを乗り越えた仲間とは
オンラインで出会ったとは思えないくらい仲良くなりました。
今でも宇宙イベント参加やに情報共有など、かなりの頻度で交流を続けており、
いっしょに頑張れる仲間をみつけたいのであれば参加をおすすめします。

④これからの挑戦:
まず学部生として、P2P輸送機の研究を頑張ります。
また課外活動を通じて、世界各国の開発状況やマーケット市場(とくに有人)を把握し続けるつもりです。