参加者の声 ヴァーチャルプログラム

ヴァーチャルプログラム


①名前: 有吉 志満
②大学名: 早稲田大学
③参加した感想:
私たちの代は初めてオンラインでプログラムが開催されました。
参加費用も高く、留学は実地のほうがよいなと迷われている方が多数と思います。私もそうでした。
ですが参加してみて、このヴァーチャルプログラムは「留学」というより「サイエンススクール」の色が強いと感じました。
ですので宇宙開発に関する知識を深めたい、英語力を落としたくない、積極性を身に着けたい…という志をもった学生が参加すると非常に良いと思います。

本ヴァーチャルプログラムに限らず、オンラインのスクールでは
NASAの施設等を見学することができない、TAさんに対面で会えないなども弊害もあります。
その一方でチームのリサーチや成果発表に多くの時間を割くことができ、
また世界各国の講師の方からお話を聞くことができる等、
オンラインならではのメリットも多く、結果的には参加してよかったと感じています。

また大学の課題を一夜漬けで提出しても意味が無いように、このプログラムに中途半端に時間をかけるのは身にならないと思います。
参加者の声には「このプログラムは大変だった!忙しかった!」というコメントが多い(はず)ですが
それは彼らがチームや個人として新しいことに挑戦して、課題に妥協せず向き合ったが故です。

私たちの代にはいませんでしたが、極端な話をいうと
大した打ち合わせもせずに、それっぽい作品を土壇場で作り上げても、
このプログラムはこなせてしまいます。(ただし、時間をかけずに作ったワークは素人目にも明らかですが)
ですが真剣にいいものを作りたいのであれば、
忙しすぎない日程を組むことが重要です。
そうすれば、プログラムの6週間が大変有意義にすごせます…笑

最後に、一緒にプログラムを乗り越えた仲間とは
オンラインで出会ったとは思えないくらい仲良くなりました。
今でも宇宙イベント参加やに情報共有など、かなりの頻度で交流を続けており、
いっしょに頑張れる仲間をみつけたいのであれば参加をおすすめします。

④これからの挑戦:
まず学部生として、P2P輸送機の研究を頑張ります。
また課外活動を通じて、世界各国の開発状況やマーケット市場(とくに有人)を把握し続けるつもりです。

 

①舘岡佳蓮

②慶應義塾大学(理工学部)

③NASA留学したい!一年生のうちに留学したい!とずっと思っていたので、学校の授業があることも中間試験があることもお構いなしにすぐに参加を決めました。一人で知らないところへ飛び込むのは慣れているし、ちょっとした夢が叶ったようなものなので不安は特になし。とにかく勢いだけでした。
ところが実際にプログラムが始まってみると、周りのレベルが高く、自分の知識はたいしたことがなかったことに気づき、焦燥感に駆られます。自分の意見に自信が持てず、発言したくても気が引けてしまい、初めは思うように上手くいきませんでした。ただ、なんとかついていこうと、常に必死でひたすら情報を取り込んではみんなと共有し議論を交わす、そんな日々を送っていました。とりわけチームで取り組んだ課題には苦労しました。睡眠そっちのけで最終課題の準備に熱中した最後の一週間は忘れられません。こうなったのも、『Qualityは上げようと思えばどこまでも上げられる』という言葉に、私たちは出会ってしまったからです。この言葉にはかなり苦しめられました。しかし、同時に成長もさせてくれました。それぞれの強みを生かし、時には挑戦し、そしてお互いに協力してチームで乗り越えていくことができたのです。その乗り越えた先に待っていたのは大きな達成感でした。さらに、様々な知見が得られたことにより新しいアイディアがどんどん生まれ、ものの見方が広がったことを実感することができました。また、第一線を走る研究者の講演を聞いたり、チームを越えて仲間との交流を深めたりして、たくさんの刺激を受けました。自分の中の宇宙がどんどん広がりワクワクは今でも止まりません。
最後に、このプログラムを通して、宇宙への愛に溢れたかけがえのない仲間と出会うことができました。苦難を共にし、喜びを分かち合った最高の仲間。宇宙が好きだ、と周囲の目を気にせず言えるようになったのは間違いなく彼らのおかげです。近い将来、一緒に宇宙の研究をするのが楽しみです。

④宇宙物理の研究をするために日々邁進中です。サークルでは、仲間に触発されたのもあってロケットのプロジェクトを始めました。HASSEで培った経験がとても活きています。これからも向上心と探求心を忘れず、宇宙へ挑戦し続けていきます。

 

①名前:安田伊吹

②大学名:弘前大学

③参加した感想
このプログラムに参加したことは、僕の人生で大きな転機になりました。
参加する前はとにかく不安でした。英語力やスキル、知識等全てにおいて自信がなく、こういったプログラムは優秀な学生だけが参加するのだろう、自分が参加しても場違いでついていけないだろうと思っていました。しかし、目の前にあるチャンスを逃すことは、自分自身が許してくれませんでした。このプログラムへの参加を後押ししたのは、誰の言葉でもなく、自分自身の宇宙への情熱だったように思います。
プログラム中は寸暇を惜しむほど忙しく大変でしたが、同時にとても刺激的で有意義な毎日でした。同じ志をもつ仲間に支えられ、知識や技術を学び、チームのために何ができるのかを考え、夢を語り合う日々。僕はこのプログラムを通して多くを学び、急速に自分の世界が広がるのを感じました。
このプログラムに参加して得られたことはたくさんありますが、自分自身と向き合えたことは本当に良かったと思います。自分という人間を知り、チームの中で、おかれた環境の中で自分にできることを模索した経験は、きっと将来の糧になってくれると思います。そして、プログラムに共に参加した、情熱に溢れた同志と出会えたことは一生の財産です。同じように宇宙に魅せられ、己が夢に一直線に走る仲間がいたからこそ、プログラムをやり切ることができました。自分を含めこのプログラムに参加した仲間たちが、いつか同じチームで宇宙の最前線を走るかもしれない。そうした仲間に出会えたことは幸せなことだと思います。

④これからの挑戦
宇宙についての知識を深め、多面的に宇宙開発・宇宙利用を考えるための力を養いたいと思います。自主学習課題として取り組んだ、大学で学んだ防災の見地から宇宙開発を見ることは僕にとって新しい切り口でした。今後も見聞きすることにアンテナを張り、様々な方向から宇宙を見られる人間になりたいと思います。

 

 

①名前:出口隼詩

②大学名:学習院大学

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